−スモーク貼り 《リアサイドVer.》− (2005.2.6)



自分でスモークを貼ってみよう!


車を運転していて、信号停車時にルームミラーを覗くと後ろに止まっている車が良く見える。
逆に言えば、後ろに止まっている車からもこっちの車内が良く見えているということになる。
セリカのリアウィンドウは大きくて、しかも外から透け透けな状態でかなり車内が良く見渡せます。
内側から見える視界は今のままで問題ないけど、外側から内側はちょっと見えすぎるような^^;
外からの視界を遮ることができたらなぁ・・・
というわけで、スモークを貼ってみる事にしました。

ある日、某カー用品店にてセリカのリア全部のガラス(リアウィンドウとリアサイドウィンドウ)にカーフィルムを貼るのを、
業者に頼んで貼ってもらった場合、一体どれくらいの金額になるのか見積もってもらいました。
すると、2万ちょっとかかるそうです(10%引きでw)。


少しでも車の維持費を抑えていこうとしているそんな時に、ただカーフィルムを貼るために2万も出すわけにはいきません!


こうなったら、自分で貼るしかないっ!!!
というわけで、市販されているカーフィルムを買って自分で貼ってみることに。
当然フィルム貼りは初めてなので、まずは簡単なリアサイド部分からやってみることにしました。




とりあえず、まず作業をするための道具を揃えました。

左から順に

・プラスチックへら(細かい部分サイズ)
・プラスチックへら(普通サイズ)
・取っ手付きゴムへら
・ゴムへら(大)
・ゴムへら(小)

貼る時の道具は、これだけあれば十分作業できると思います。
(実際は全部使っていません^^;)

これは、『ダマート』といってフィルムを型取る時に使うペンです。
言うなれば、裁縫に使うチャコペンシルのようなものです。
フィルムの上にも楽々書くことができます。


それにしても、久々に鉛筆(ダマート)をカッターで削ったなぁ。
今も相変わらず、カッターで削るのはニガテなようです(苦笑)




今回使うカーフィルム(スモーク)です。
これは染色フィルムという種類で、その中では一番濃い『スパーブラック』の
可視光線透過率7%を購入しました。
カナリ黒いです( ̄m ̄)イヒヒ

とりあえず、先ほど削ったダマートで型取りをします。
写真はありませんが、今回は市販されている車種別型紙を使って型取りしました。

型紙を買う以外にも、ウィンドウの外側から型取りをする方法もあります。
どうせなら、正確なサイズでやりたかったので型紙を購入しました。


ちなみに、型紙はリアとリアサイドの型が入っていて、600円くらいでした。

かたどりして、カットした状態です。
画像では分かりませんが、結構歪んでたりします^^;

フィルムは、サランラップみたいに巻いてあって、巻グセが残るので
カットの時に若干ずれてしまうみたいです。
それにカットは機械じゃなくて、人間の手でやるのですから!!!
それこそDIY (* ̄ー ̄)v まぁ、ちゃんと貼れればそれでいいんです(笑)

セリカのリアサイドの場合多少はカットした端が歪んでても大丈夫です。
車内から窓ガラスの枠を見れば分かりますが、黒く縁取られています。
その部分に重なるようにカットした端を貼れば、外から見れば完璧に貼れています。
あらかじめ、窓ガラス枠よりも若干大きめ(2mm程度)に、
カットしておくとといいと思います。

新聞紙などを用意し、シートやウィンドウ付近を覆っておきます。
このあと使うフィルムを貼るための液が飛び散るのを防ぎます。

画像では結構適当に覆ってますがw

カーフィルム用の接着スプレーです。¥399と意外に安い!!!

別に、こういったスプレーを買わなくても家庭用の中性洗剤でも代用可能です。
中性洗剤を3%くらい(かなり薄めが良い)に薄め、
霧吹き等の容器に入れて使います。

このスプレーは接着とは言っても『糊』として使うわけではないので、
家庭用洗剤を薄めて作った方が節約かもです。

じゃあ、糊はどうするのか?というと・・・

フィルムの接着面側に糊が付いていますのでご安心を。

次に、窓の洗浄をします。
さっきの接着スプレーを吹き付け、ゴムへらを使って汚れを取り除きます。
この時、絶対にタオルなどを使って拭いていけません。
タオルを使うと繊維等がガラスに付着し、フィルムを貼った時に
空気が入る(気泡ができる)原因になってしまいます。

全てゴムへらを使って窓をキレイにしていきます。

次に、フィルムと接着面(糊の面)に着いている透明フィルムを分離させるため
フィルムの表と裏にセロハンテープを貼っておきます。

セロハンテープを使って剥がすとこんな感じになります。

奥が透明フィルム、手前がウィンドウに貼る方のフィルムです。
事前に、裏表を確認しておいた方がいいです。






最後までセロハンテープを使って剥がしていきます。
このとき、剥がしながら接着スプレーをたっぷりと吹き付けていきます。
フィルムを落としたり、接着面にゴミを落としたりしないよう慎重に・・・
この時、二人でした方が楽かもしれません。

これで、フィルムを貼る準備ができました。





フィルムを貼る前に、貼るガラス面にあらかじめ接着スプレーを吹き付けておきます。
このとき、少し多めに吹き付けておくことがポイントです。
多めに吹き付けておくと、フィルムをガラス面に乗せた時
自由に位置決めができます。
それと、ガラスの温度が低い時に貼る方がキレイに貼れるそうです。

この画像では、もうフィルムをガラス面に貼った状態です。

ここからは出来栄えに影響する水抜き作業です。
まずは、ゴムへら(大)で軽い力で水抜きをしていきます。
この時、貼ったフィルムの上からも接着スプレーを吹き付けておくと、
フィルムを破ることなく、水抜き作業ができます。

セリカのリアサイドウィンドウの様に、はめ込み式の場合は放射線状に
水抜きをしていきます。
ある程度水が抜けたら、小さいへらで隅々の水抜きをしていきます。

その後、画像のようにキッチンペーパーを巻いて、フィルムの端の部分に向かって
強めに押さえながら水抜きをしていきます。

だいたい水抜きが終わったところで、フィルムの端をプラスチックへらで
浮いている部分を押さえていきます。

フィルムをあえて大きめにカットしておき、ウィンドウの端に
フィルムを入れ込むというやり方もあるそうです。

そうすると水抜きしにくそうですが・・・^^;


さきほど出てきた、窓枠の『黒く縁取られた部分』というのが、
この画像からよく分かると思います。
この部分にカットした端を重ねれば外からは分かりません( ̄m ̄)イヒヒ


ここまででとりあえず貼る作業は終了です。
あとは、完全に乾くまで触らないようにしましょう!

ここからは、このスモークを貼る事によって一体どれだけ可視光線が遮られて
いるのかを検証してみたいと思います。

まずは、、、
検証@:スモークを貼る前後での車内からの視界状況

*スモーク施行前*

純正ガラスは紫外線カットガラスなので若干色が入ってます。
それでも、とてもクリアーな視界です(笑)

*スモーク施行後*
(可視光線透過率7%、紫外線99%カットのフィルム使用)

かなり光の侵入が抑えられています。
実際にはもうちょっと明るく見えますが、、、背景が壁なのがダメだったかな^^;

とにかく、透明に近かったガラスもスモークのおかげでイイ感じになりました。
これなら紫外線99%カットというのは、どうやら本当のようです(笑)

検証A:スモークを貼る前後での車外からの視界状況

*スモーク施行前*

かなり車内がよく見えます。
これはちょっと鮮明に見えすぎですね。
もう少し、視界を妨げたいところです。



*スモーク施行後*

完璧です(* ̄ー ̄)v
これで完全にプライバシーは保護されます(笑)
車内のスヌーピーが全く確認できませんね。
しかも、あまりにも反射しすぎてオレが写ってます(爆)
別にマジックミラーの様なタイプじゃないんですけど^^;
この日は曇りだったため、外の明るさにも影響するようです。
夜はきっと外から中は見えないと思います。

検証B:スモークを貼る前後での車全体のドレスアップ効果

*スモーク施行前*

意外と曇っていると角度的には見えてないのかもw
まぁ、写す角度的な問題もあるのですが・・・^^;
晴れてる日なんかは特に中が丸見えです。
夜でも、車のヘッドライトに照らされると中が思いっきり見えてしまいます。




*スモーク施行後*

ん〜、小さい窓だけに分かりづらい(*x_x)
それでも、一応黒くなったのが分かると思います。

フロント運転席側の窓も黒く見えますが、スモークは貼ってません^^;
光のせいですね。。。
とりあえず、少し外見が変わった感じになりました。
中が見える窓よりかはだいぶマシになったと思います。



今回のカーフィルム貼り、初めての割には結構上手くできたんじゃないでしょうか。
一番驚いているのは自分だったりもします(笑)
今回は、比較的難易度の低いリアサイドガラスだけに貼りましたが、次はリアの大きなガラスにも挑戦してみようと思います!
実は、この大きなリアガラスだけお金出して業者にやってもらおうとも考えましたが、
この貼るのが難しいリアガラスも自分で貼れるかどうかやってみようと思います♪

今回は、リアサイドVer. として公開しましたが、次回はリアVer. としてまたUpしたいと思います。



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